NISA(ニーサ)のデメリットは?

日本版ISAであるNISA(ニーサ)のデメリットは、さまざまな制限があることです。
※2013年7月時点の情報です。 制度は変更になる場合があります。

金融機関を変更できない→できるようになりました※
NISA(ニーサ)口座は一度開設してしまうと、4年間は金融機関を変更できません。2014年に口座を作ると、2019年になるまで他の証券会社に変えることができないことがデメリットです。そのため、自分が投資したい商品を取り扱っているか、事前に調べる必要があります。

2015年1月より、同一の勘定設定期間内(第1期間:2014年1月1日〜2017年12月31日の4年間)であってもNISA口座を開設する金融機関を年単位で変更できるようになりました。また、同一の勘定設定期間内であっても、NISA口座を廃止した後に、NISA口座を再開設することができるようにもなりました。

非課税枠は繰り越し・再利用ができない
NISA(ニーサ)の100万円(2016年より120万円)の非課税枠を使い切らなかったとしても、空いている枠を翌年以降に繰り越すことはできません。また、売却して空いた枠の分を再度利用することはできないのもデメリットの1つです。そのため、5年の間に値上がりした場合、売却タイミングが難しくなるでしょう。

非課税枠が100万円のみ(2016年より120万円)
日本版ISAのNISA(ニーサ)で設けられた非課税枠は投資額100万円まで(2016年より120万円)。もともと「少額投資非課税制度」という名称なのですから、これまで預金におきっぱなしで株などに興味がなかった人に、少額からでも投資をしてもらい、資産流動性を高めようという狙いがあるのだと思います。

ただ、大きな金額を運用する投資家にとっては少なく、軽減税率が本則の20%に引き上げられるデメリットのほうがはるかに大きいでしょう。

損益通算ができない
NISA(ニーサ)口座は特定・一般口座との損益通算はできません。そのため、例えば特定口座で利益が出て、ISA口座で損失が発生した場合でも、支払った税金は戻ってこないのです。

このように、メリットよりもデメリットが目についてしまう日本版ISAですが、導入時の状況によっては制度の延長や改正が行われる可能性もあるかもしれません。

また、軽減税率の終了は決定事項なので、不満はあっても使えるものは使わないとソンだということです。

日本版ISA:デメリットはあるが使わないともったいない!

逆に、NISA(ニーサ)にはどんなメリットがあるのでしょうか。

非課税である
日本版ISA(少額投資非課税制度)であるNISA(ニーサ)のメリットは、なんといっても「非課税である」ことにつきます。

2013年12月までは、株式や投資信託など金融商品の譲渡益(売却益)や配当金にかかる税金は軽減税率により10%となっています。

しかし、2014年1月からは軽減税率が終了し、20%に戻ってしまいます。(正確には2013年1月1日より所得税に2.1%の復興特別所得税がかかっており20.315%)

そのため投資額の大きい投資家にとっては事実上の増税となってしまうのですが、税制優遇策として日本版ISAである「NISA(ニーサ)」が導入されることとなったのです。

確定申告が不要
もうひとつメリットをあげるとすれば、確定申告が不要であるという点でしょう。非課税枠なので、税金は関係しない=つまり、NISA(ニーサ)口座での取引で利益が出ても確定申告は不要です。

サラリーマンや主婦の中には、確定申告ってよく分からない、面倒だという方も多いでしょう。そういったことを気にせずに投資できるのはメリットではないでしょうか。

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