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海外ETFの銘柄は国内より豊富
海外ETFは、国内ETFに比べて種類が多いのが魅力です。その本数はアメリカを中心として世界で1,000以上にもなり、現在もどんどん増えつつあります。
株価指数に連動するものだけでなく、リート指数やコモディティ指数、債券指数に連動する海外ETFなど特徴的なものも登場してきています。
海外ETF(株価指数連動)
アメリカの海外ETFの場合、ダウ・ジョーンズ工業株30種平均、S&P500指数に連動するETFがメジャーです。
日本でもニュースや新聞などで価格を目にする機会が多いので海外投資の初心者にはおすすめです。
ちなみにナスダック総合指数に連動するETFは今のところありませんが、ナスダック100指数を対象にしたETFはあります。
海外ETF(地域別・グローバル)
先進国・新興国という分類は、海外に投資する際の代表的な分散方法です。そのほかにも、欧州を対象としたものなど地域に投資する海外ETFもあります。
最も代表的なのは、MSCIコクサイ指数に連動する海外ETFで、日本を除く先進国22カ国を対象とするものです。
この指数は構成国の時価総額合計で全体のおよそ85%をカバーしており、日本以外の海外全体に投資するのと同じ効果を得られます。
こうした地域・グローバルを対象に投資することは、個々の国や企業を選別することが難しい一般の投資家にとってはとても有用です。
銘柄選定の時間をかけずに市場の平均リターンを得ることができるうえ、比較的少額の資金で広く国際分散投資することができるため、海外ETFの大きな魅力となっています。
海外ETF(業種・セクター別、企業規模別など)
国内ETFでは、東京証券取引所の業種別の株価指数に連動したETFがありますが、海外ETFでは、世界中の企業をセクターごとに集めて指数化したETFがあります。
そのため、単一国だけでなく、世界中の公共事業セクターに投資する、といったことも可能になります。
そのほか、発行済株式数や時価総額で分類した、大型・中型・小型株という規模別のものや、グロース(成長株)・バリュー(割安株)といった運用スタイル別も。
ほかにも、高配当銘柄で構成される指数に連動するもの、SRI(社会的責任投資)指数に連動するものなど様々な海外ETFが開発・上場されています。
海外ETF(債券指数)
外国債券に投資したい投資家にとって、債券に連動する海外ETFはおすすめの投資手段です。
その理由は、個人が外国債券に投資する場合、最低投資金額が大きくなってしまうことや、外債ファンドは信託報酬が比較的高いためです。
海外ETF(REIT・リート指数)
REIT(リート)は不動産に投資する投資信託ですが、このREIT指数に連動する海外ETFに投資すれば、日本にいながら海外の不動産に投資するのと同じ効果を得ることができます。
対象地域も米国・オーストラリア・アジアなど様々です。
海外ETF(金・コモディティ指数)
金ETFなど特定のものを対象にしたものや複数の商品で構成されるコモディティ指数に連動するものなど、豊富な種類のETFがあります。
コモディティETFの特徴は、投資対象が株式ではないという点です。
インフレ時の実質的な資産の目減りを防ぐことができるため、株価指数と相関性が低く、異なる値動きをすることが多いため、リスク分散として、ポートフォリオの分散効果が期待できます。