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海外ETFの分配金

海外ETFは相場状況にもよりますが、基本的には決まった頻度で分配金(配当金)がもらえます。受け取り通貨は米国ETFなら米ドルなどだいたい現地外貨になります。

分配の回数は年に1回、四半期に1回など銘柄ごとに異なります。分配の回数は証券会社等のサイトや外国証券内容説明書で調べられるので、必ず確認しましょう。

なお、分配金の金額(1口あたりいくら)は、株式の配当金のように毎回同じというわけではありません。(株式の配当金も増配・減配になることがありますが)

海外ETFの分配金の実績もインターネットなどで調べることができます。これにより各ETFの利回りも分かります。

分配金は自動で再投資はできない

投資信託の場合、分配金を自動的に再投資して複利効果を狙うことができますが、海外ETFの場合、国内では今のところ分配金は自動的に再投資できません。

ETFをたくさん保有していれば、受け取る分配金も大きい金額になるので、自分でETFに再投資することができます。

しかし、売買手数料など都度コストがかかるので、保有額が小さく受け取る分配金も少額だと、手数料が割高になってしまいます。

そのため、分配金はそのままプールしておいて、何度か分配金をもらってまとまった金額になったときにETFを購入する、という手段をとるしかありません。

そういう意味では海外ETFは投資信託に比べてデメリットといえるでしょう。

ちなみに、アメリカでは、DRIP(配当再投資計画)を提示している現地の証券会社でETFを購入すれば、分配金の再投資が可能です。

分配金に着目した海外ETF

株式では高配当の株式を配当金をもらうことを目的に長期保有する方も多いですが、海外ETFでも分配金の高さに着目したものがあります。

[PFF]iシェアーズ S&P 米国優先株式インデックス・ファンド
アメリカの優先株式(議決権がない代わりに、配当が多くもらえる種類の株式)の指数に連動することを目的とした海外ETFで、その分配金は利回りに換算すると約5.8%にもなります(2013年4月現在。以下の利回りも同様)。

[DVY]iシェアーズ・ダウ・ジョーンズ好配当株式インデックス・ファンド
好配当と名前についているとおり、ダウジョーンズ米国好配当株式指数という、配当利回りの高い100銘柄の米国株に投資する海外ETFで、利回りは約3.4%となっています。

[JXI]iシェアーズ S&P グローバル公益事業セクター・インデックス・ファンド
米国・欧州を中心とした電力会社やガス、水道事業会社などの公益事業の企業に投資するもので、利回りは約3.8%となっています。

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