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海外ETFは低コスト
海外ETFは保有コストが一般の投資信託と比べて安いのが魅力です。
外国株式の投資信託の信託報酬は、インデックスファンドの場合、0.8〜1%強程度で、アクティブファンドになると2%近いものもあります。これに対し、海外ETFは約0.3〜0.8%程度のものが多いです。
海外ETFが低コストなのは次の理由によります。
調査費用がかからない
海外ETFは、ポートフォリオの銘柄が決まっているインデックス(指数)への連動を目指すことを運用方針としているため、アクティブファンドのように銘柄の選別が不要です。
そのため、企業調査、市場調査を行わないためコストを抑えることができます。
一度ポートフォリオを構築したら、余計な売買はせず、保有状態を維持するので(これをバイ・アンド・ホールドという)、運用にかかるコストが抑えられというわけです。
投資信託とは販売ルートが異なる
一般的な投資信託では、信託報酬の中に代行手数料(販売会社への報酬)が含まれています。一方、海外ETFは投信とは販売ルートが異なるため代行手数料がかかりません。
ポートフォリオ運用が効率的
投資信託の場合、保有株式の売買手数料や売買にかかる執行コスト、保管料などのいわゆる「隠れたコスト」がかかっています。
日々の投信への払い込み・解約によるポートフォリオの調整や売買費用がかさみ、パフォーマンス(投資成績)を低下させます。
また、アクティブファンドの中には投資効果を上げるため頻繁に銘柄を入れ替える売買回転率が高いものがあり、これもコストを高くする要因となります。
さらに、外国株式投資では保管料・委託手数料が取引ごとにかかります。
対して、海外ETFは基本的に現物株バスケット(現物出資)のため、ポートフォリオ内での売買が抑えられていることと、投資信託のような日々の追加設定・解約による売買コストも発生しません。
そのため効率のよい運用を実現しているのです。
海外ETFは運用コストの安いものがおすすめ
コストを多くかけているということは、それだけ質が高くパフォーマンスの高い運用がなされているのだろうと思いきや、必ずしもそうとはいえません。
投資信託を実際に運用するのはファンド・マネージャーですが、どんなに優れた人間でも、常にインデックスを上回るパフォーマンスをあげ続けることはほとんど不可能です。
運用コスト(信託報酬)は、パフォーマンスに影響を与える大きなものです。投資の際はなるべくコストの安いものを選ぶのが賢明といえます。
海外ETFでも銘柄により信託報酬に差があるので、購入の事前にチェックするようにしましょう。