グローバル・セクターへ投資する海外ETF

世界中の企業をセクター(業種)別に分類したものをグローバル・セクターといいます。

国内やアメリカでも業種別のETFがありますが、グローバル・セクターはS&Pが公表する「S&Pグローバル・セクター」指数を対象とする、世界各国の同業種をまとめた海外ETFとなります。

自分が仕事柄などで詳しい業種があり、とくに今後成長する可能性があると考えている人には、セクター別のETFはおすすめです。

また、比較的安定した成長が見込める公共事業セクターの海外ETFなら、分配金を狙った堅実な投資ができるでしょう。

【主なグローバル・セクター】
・一般消費財:メーカーやサービスプロバイダーなど
・生活必需品:食品、生活用品小売業者など
・エネルギー:石油生産、精製会社など
・金融:銀行、証券、保険、不動産など
・ヘルスケア:バイオ、医療機器、医薬品など
・テクノロジー:コンピューター、ソフトウェア、通信機器など
・公益事業:電力会社やガス会社、水道事業など

グローバル・セクター海外ETFの注意点

セクターにより銘柄・国などの構成比率が異なる
国により、特定の業種に強い企業があったりするので、セクターを構成する国とその比率、上位の株式銘柄が全体に占める割合がそれぞれ大きく異なります。

たとえば、iシェアーズ S&P グローバル テクノロジーセクター インデックス・ファンドの場合、世界11カ国程度で構成されますが、アメリカの比率が70%を占め、その構成銘柄の8%程度をマイクロソフトが占めています。

一方、iシェアーズ S&P グローバル 電気通信セクター インデックス・ファンドは25カ国程度で構成され、アメリカの比率は30%程度ですが、株式銘柄でみると、構成上位である「AT&T社」の割合が16%程度と極端に高く、この1銘柄の影響を大きく受ける海外ETFであるといえます。

ポートフォリオの分散が複雑になる
また、グローバル・セクター海外ETFの場合、先進国だけでなく新興国が組み入れられることもあります。

上記の電気通信セクターETFでは、メキシコ、ブラジル、中国、台湾などのエマージング諸国も含まれます。

こうした先進国、新興国の投資割合だったり、グローバル・セクターには日本企業も含まれることがあるので、国内・海外の投資割合をポートフォリオで分散している方は、その比率の計算が複雑になり、影響を与えるので注意が必要でしょう。

投資信託とのコスト比較

日本国内の業種別インデックスファンドの信託報酬は1%程度ですが、グローバル・セクターETFは、その約半分の0.48%という割安な保有コストで投資できます。

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